2025年度実施 沖縄県公立学校管理職候補者選考試験 合格体験記 中学校教頭

 私は運よく1回目の挑戦で管理職試験に合格することができました。今回の合格は、上高先生のご指導なしには果たすことができませんでした。上高先生には本当に感謝しかありません。
 管理職を目指そうと志し情報収集をしていた12月、偶然「沖縄教員塾」のサイトに辿り着きました。読み進めるうちに「この塾で学びたい!」と強く思った3点がありました。1つ目に「論文の個別添削指導をメール・Zoomで行う」こと。2つ目に「授業はなく、月1回発送するオリジナル教材は17年分の筆答の過去問題を徹底的に分析して作成してある」こと。毎月届く教材で自分自身を整わせながら自分のペースで学習できたことは、実際私のライフスタイルにとても合っていました。3つ目に「入塾希望者には個人面談を行う」ことでした。面談では、私の勤務歴や経験分掌などを丁寧に聞き取って合格に向けたアドバイスをたくさん話してくださいました。とても親身に相談に乗ってくださる上高先生のもと、夏にやってくる試験に向けて頑張ろう!と決意しました。
 しかしそう決意したものの、年明け体調不良に見舞われ学習も進まず受験もどうしようか・・・と思い悩んだ時期がありました。そんな中、上高先生がZoomでの面談で悩み事の相談に乗ってくださり、受験を思いとどまっていた私に力強い言葉をかけてくださいました。「今夏の受験は難しくとも、いつかのために必ず力はつけておこう」と、その時いただいた言葉をずっと心に留めて過ごしていました。
 最終的に受験を決意したのはゴールデンウィーク直前です。それから猛スピードで願書を作成し、上高先生オリジナルの教材で筆答の学習を進めました。教育法規、特別支援教育、学校保健安全が全体の半分の出題になると教えてくださったことから、これらをはじめに進めたことはとても効率的でした。試験3週間前は過去数年分の過去問をひたすら解くことに専念しました。論文を始めたのもゴールデンウィークで「必ず書いておきたいテーマ」から進めました。2週間に1回のペースで書いて添削してもらうことを目標に進めたところ、なかなか合格をもらえず苦戦するテーマもありました。厳しくきめ細かく添削してくださり、論文のテーマに関する時事的情報なども聞くことができ、上高先生からの添削メールとZoomでの論文指導は、私の楽しみな時間でした。
 対策を始めた時期が遅く数か月前までは何もわからなかった私が迎えた一次試験は、筆答は「この問題、見たことがある!」と、学習していた筆答問題そっくりで落ち着いて解くことができました。論文テーマを見た瞬間は、手の汗と震えが止まりませんでした。上高先生が予想していた問題と同じテーマだったからです。スラスラ余裕を持って書き進めることができ、興奮気味に試験会場を後にしたことをはっきりと覚えています。
 二次試験に向けては、毎日メールで面接予想問題を送ってくださり、それに回答してアドバイスの返信をいただくことも私の楽しみな時間でした。上高先生との面接練習を通し、試験のためだけでなく教諭としても力をつけることができ、現在の業務にも役立っています。練習を進める中で落ち込んでしまうこともありました。そんな私にも上高先生は励ましてくれ、ホームページにも書かれているよう「合格に向けたメンター、伴走者」として寄り添ってくれました。

 偶然見つけた沖縄教員塾のサイトと上高先生との出会い・先生からのご指導は、私の人生を大きく変えました。本当に感謝しています。管理職試験合格は目的ではなく一つの通過点であることを常に自覚し、今後も精進してまいります。