2023年度実施 沖縄県公立学校管理職候補者選考試験 合格体験記 小学校教頭

 私は「人を大切にする」ことを意識しながら教員生活を送ってきました。教諭の立場ではなく、管理職として児童や保護者、地域の方々、先生方のために力になりたいと思いました。管理職試験を受けるにあたり,何をどのように勉強していけばよいか分からずにいました。そこで、ネット検索をし、沖縄教員塾のサイトをみつけ、上高先生と出会い入塾しました。

1次試験に向けて

 論文の勉強は、先生から出される論文課題の中で、「必ず書きたいテーマ」があり、順番どおりに進めていきました。1つの問題について、先生から合格がもらえるまで何度も書き直しをしました。おかげさまで、論文を書くコツが分かり、書くことが楽しくなっていました。また、電話での個別添削のため、論文のアドバイスをもらいながら、仕事の悩み相談をすることもあり、現場で活かすことができました。論文の勉強は主に、土日に集中して行いました。
 筆答試験については、月1回送られてくる教材を勉強しました。まず、「引用集」を読み、大事なところに、アンダーラインを引いたりしました。次に「問題集」を繰り返し解きました。日々の仕事と勉強を両立させるために、朝早く起きて勉強してきました。試験の1カ月前から、過去問に取り組みました。
 本番と同様の模擬試験が3回あり、自分の実力や当日を想定できるため、本番は落ち着いて試験に臨むことができました。

2次試験に向けて

 2次試験は、管理職面接の過去問を参考に自分ならどのように取り組んでいくかを、日々想定しながら考えていました。また、現任校の教頭先生にアドバイスをいただき、ノートにまとめていました。そして、教頭先生の仕事をよく観察するようにしました。先生から月1回送られてくる、新聞記事や本の紹介も2次試験に繋げることができました。私は、上高先生が電話でのやりとりを通して、管理職としてふさわしい人に育ててくださったことで2次試験に合格できたと思っております。

結びに

 先生との出会いがなければ、今の私はいません。もし、この体験記を読み、管理職試験を受けようと考えている先生。上高先生を信じ、勉強すれば必ず合格します。そして、人としでも成長することができます。ぜひ、先生との出会いで自分のキャリアアップを目指してください。