2023年度実施 沖縄県公立学校管理職候補者選考試験 合格体験記 高等学校教頭2
40代半ばにさしかかり、漠然と「管理職試験って難しいのかな・・・。」と考えることが多くなってきた時に、知人から「沖縄教員塾に通ってみたら?」と紹介されたことがきっかけでした。学校では、主任を任されるようになった反面、「組織としての学校運営」を意識したことはほとんどなく、自らの仕事に追われている状況の私にとって、正直、管理職を目指していいものなのか迷い、入塾についても躊躇したことを覚えています。
いざ、入塾のための面接に行き、上高先生と話していくなかで、たった数十分の面接でしたが、「管理職試験の内容について」、「管理職に求められる資質について」等、様々な視点で管理職試験への対策について丁寧に説明していただきました。面接を終えた私は「挑戦してみよう」という意思が固まっていました。それからは、毎月送られてくる塾からの資料を読み、問題を解き、小論文を何度も書き直しながら、少しずつ受験勉強と仕事の両立を図っていきました。
1年目は法規や国・県が示す文書に目を通し、覚えることで精一杯でした。しかし、2年目になると問題慣れし、小論文も1、2回で合格をもらえるようになってきました。私が2回目の受験で合格できたのは、何より無駄のない緻密な資料や問題のおかげだったと思っています。とは言っても、平日、仕事が終わってからの勉強は疲れでほとんど集中できませんでした。(1時間できればいいほうでした。)その代わり、土日は、朝から夕方まで図書館や公民館に籠もり勉強に励みました。「沖縄教員塾」の資料なら、土日、しっかり取り組めば十分対策できます。
もし、受験回数2回目以上の方が「沖縄教員塾」の資料を一度見たら、その的確さが分かると思います。目指すことさえ躊躇していた私が、2年後には管理職試験に合格していることは、私だけでなく家族も喜ぶと同時にとても驚いています。ひとつ反省点があるとすれば、上高先生が定期的に紹介される「推薦図書」を読み切れていないことです。これからゆっくり読んでいこうと思っています。「沖縄教員塾」に通い、最短の道で合格できたことに、心から感謝しています。上高先生から面談で助言していただいた「目指すべき管理者像」をしっかり肝に銘じ、今後も教育活動に邁進していきます。
上高先生、ご指導ありがとうございました。