2025年度実施 沖縄県公立学校教員候補者選考試験 合格体験記 高等学校・英語
【私自身について】
令和5年度に、初めて一次試験を突破しました。その時は、二次試験がどういうものかもわからず、自分がなぜ教師になりたいのかも自分の思考を言葉にすることがうまくできないまま、不合格になりました。
(一次試験点数:専門130点 教養65点 加点20点 計215点 順位:3位)※一部免除
(二次試験点数:141点(内、模擬授業20点)順位:10位
令和6年度は、2回目の二次試験で、模擬授業には自信を持てましたが、面接でどうしても自分に自信が持てなくて、ボロボロで不合格になりました。2回も二次試験で不合格になると、自分の人間性を否定された気分になり、今回不合格なら諦めようとおもっていました。
(一次試験点数:専門126点 教職63点 加点20点 計209点 順位:9位)※一部免除
(二次試験の点数を開示するのを忘れてしまいました)
令和7年度
(一次試験点数:専門146点 教養73点 加点なし 計219点 順位:5位)※一部免除
(二次試験点数:156点(内、模擬授業48点) 順位:5位
【一次試験】
☆専門科目(英語)
使った教材
①出る順パス単英検1級(旺文社)
②旺文社の「英語の友」というスマートフォンアプリで、上記①をダウンロードして、通勤途中にひたすら単語と例文を聞いていました、たまに例文をシャドーウィングもしてました。
(家から職場までが40分程度×往復で、4月から採用試験の6月まではひたすら単語を流していました)
③英検1級の長文対策本
読む・問題を解く(時間をはかる)→精読する→音読する を繰り返していました。時間との勝負だな~とおもっていたので、とにかく量を読んでなれるようにしていました。
・朝早く学校に行って、朝の時間に勉強時間を確保していました。
・数年前に①の単語は全部覚えたつもりです。ですので、単語帳を一から覚えるというよりは復習して、忘れないようにしていました。
【二次試験】
①受験調書
二次試験は3回目なので、一次試験終了後からなんとなく調書は書き始めていました。が本腰をいれたのは一次の合格発表後です。(私のようにならないよう、一次が終わったらすぐに取り組むことをおすすめします)3回目の受験調書で私的には過去2年よりもタッチアップしたつもりでしたが、先生に4回ほど添削を受けて、大幅に変更しました。先生との対話を通して、自分のアピールポイントにも気付くことができ、それをどうアピールすればよいかもアドバイスしていただきました。ほかの塾とは違って、丁寧に受験調書を見ていただいて、本当に感謝しています。
②面接
3回目の二次試験なので、まずは過去に受けた質問を思い出しながら、ノートに自分の考えを書き出していました。恥ずかしながら、自分に語彙力がなく、考えていることはあるのだけれども、それを言葉にするのにとても苦労しました。先生からのメールでの質問も、とても勉強になりました。自分の答えに対してアドバイスしていただいて、「良いです」「とても良いです」と返信があったときはうれしかったし、「この答えは自信をもっていいんだ!」と思えるようになりました。また、職場の先輩方と、採用試験で頻出のテーマについて、ざっくばらんにお話をして、それを参考に自分の答えを考えたこともあります。塾での2回の模擬面接練習はとても緊張しました。(2回目の模擬面接練習では、自分のできなさに泣いてしまいました)先生からは、「自分を変えない!」「二次試験は自分をアピールする場だ!」と励ましていただいて、それから切り替えて、本番では「自分のもっているものを120%出し切ろう!!」という意気込みになれました。面接練習・受験調書添削を通して、本当に上高先生に出会っていなければ私は今年も不合格だっただろうなと感じています。
③模擬授業
課題が届いてすぐに、パフォーマンステストをどうするかを考えました。だいたい、1週間くらいでアイディアをまとめて、昨年度お世話になった管理職の先生や、現在臨任としてお世話になっている英語科の先生方にアドバイスをいただきながら、ルーブリック等を完成させ、指導案を完成させました。そして、校内で同じく1次合格している先生方とともに、模擬授業を職場の先輩方に見ていただける機会を2回設け、アドバイスをいただきました。とても緊張して、「声小さくて、いつも授業している感じじゃないから、もっといつも通りに!」と言われ続けました。笑 そして塾でも2回模擬授業を見ていただいて、同じことを言われました。私の課題は声の大きさと、いつも通りの私を出すことだと強く感じました。本番では、いつも通りにできたと思います。
模擬授業では今働いている職場の皆様や、昨年度お世話になった管理者の先生、職場の環境にとても感謝しています。普段の授業から、レッスンまるごと計画を任される機会をいただいており、パフォーマンステスト・ルーブリック・単元の評価規準の作成等、模擬授業でもとても楽しく考えることができました。ありがとうございます。
【その他】
これからは、任期に縛られず、生徒と長期的に関わっていけると思うと、とてもわくわくしています。そして、決して自分一人の力で合格できたのではないと痛感しています。職場の先生方、いつも温かく見守ってくれた家族、励まし続けてくれた友人、そして最後まで導いてくださった上高先生に、心から感謝します。これまで関わってくださったすべての方への感謝を胸に、これからも謙虚に努力を重ねていきたいと思います。
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