2023年度実施 沖縄県公立学校教員候補者選考試験 合格体験記 中学校国語

1.はじめに

 私は、大学卒業後、中学校で臨時的任用職員として働き始めました。中学校で働く中で、目標を達成し、自らの成長を喜ぶ生徒の姿を見て、中学校教諭という職業に魅力を感じ、4年間臨時的任用職員として職務に専念してきました。しかし、日々の職務や部活、陸上・駅伝などに力を入れていることを理由に採用試験の勉強をまったくしてきませんでした。このままではダメだと感じ、尊敬する先輩教諭に相談したところ沖縄教員塾を紹介してもらい、4月から入塾しました。
 入塾してから、今年は採用試験の勉強をすると家族や周りの職員に宣言し、周囲の協力を得ながら、今まで力を注いできた部活、陸上・駅伝等の仕事をセーブし、多くの時間を勉強にあてました。今までの朝練の時間も勉強にあて、仕事は必ず定時に終わり、そこから毎日夜中まで勉強するような生活スタイルに変えました。また、私には、2歳の子どもがいますが、妻だけでなく両親にも協力してもらいながら、短期集中で勉強に励みました。以下、参考になるかは分かりませんが、私が試験に合格するまでに取り組んだ内容をお伝えしていきたいと思います。

2.1次試験

 私はこれまで採用試験に向けての勉強をほとんどしてきませんでした。毎年、採用試験を受験しますが、選択肢を勘でマークするような状態で、一度も一次試験を合格したことはありません。入塾した時には、国語の基礎学力も全くなく、授業もついていけないことが多々ありました。何度も心が折れかけましたが、上高先生に復習を丁寧に行うことが大切と教わりました。そこで、他の参考書を使用し、独学で勉強するのではなく、もらった資料と授業の内容を何度もやる。とにかく復習に時間をかけて取り組んでいきました。特に、古文・漢文に関しては、一から品詞分解をし、一単語ずつ意味を辞書で調べ、もう一度問題を解くということをしました。最初は、時間がとてもかかり、一日で終わらないこともありました。時間もかかりもどかしく、とても辛かったですが、続けていく内に模試の点数も徐々に上がっていき、力がついてきていると実感しました。以下は、時間をかけた順番に取り組みを紹介したいと思います。

①古文・漢文

 なかなか点数がとれない古文・漢文に絞り、毎日最低4時間以上時間をかけて復習に取り組みました。塾の授業で解説を受けるまえに、参考書をすべてコピーし、塾の授業でならった後に、まっさらの教材をひとりで読解できる練習をしました。一から品詞分解をし、わからないところは再度辞書で調べ、もう一度問題を解き、最後に上高先生の解説を最後に見返し、チェックするという手順で復習に取り組みました。また、その後に上高先生の「文法の資料や句法の資料」に目を通し、授業で出てきたものをノートに再度まとめていました。試験前には、いままでの問題を音読し、解き直したり、意味が理解できるかなど確認して対策していました。4月からの入塾だったので、とにかくたくさんの量の文章問題に触れ、復習をすることに力を費やしました。

②指導要領

 塾のテストを必ず復習して覚えるようにしていました。指導要領は、満点をとれるようにすき間時間で毎日解いていました。当日も完璧に覚えていたので、時間の短縮になりました。

③沖縄の文学

 塾のテストを必ず復習し、何度も解いていました。復習の時は、「沖縄の文学」をなんども見返し、上高先生の資料と関連させ、覚えたり、模試で出てきた人物や作品からも関連させて、調べたりすると知識も深まりました。また、妻が沖縄の文学の分野に強く、一問一答形式で対策をしました。この分野もしっかりと対策をすることで、当日の時間短縮に繋がるので、すき間時間に何度もやるといいと思います。

④現代文

 塾でやったものを中心に復習し、特に時間配分を意識して取り組みました。自分の得意なところであるので、決めた時間内にすべて読み、問題を解くということだけに注力して対策をしました。

⑤教職教養・一般教養

 今年度から一部免除だったため、取り組みはしていません。

3.2次試験

 1次試験合格発表前に、面接調書の作成から始めました。はやめに作成し、上高先生からの添削を受け、自分のブレない良さやアピールポイントを固めることを優先的に行いました。そのおかげで自信を持って、答えることができると思います。その他にも、毎朝勤務先の校長先生と20分間面接練習と場面指導練習をしました。
 塾の模擬試験で、緊張すると早口になってしまうという課題が出たので、6校の管理職と模擬試験を行い、対策をしました。毎日本番に近い緊張感の中、練習することができました。その結果当日は、穏やかな表情でゆったり自分のペースで話をすることができました。当日の試験は、相手の表情も見ながら、自分本位にならず、伝えることを意識することが大切だと感じました。

4.生活

 仕事と育児と勉強を両立するのが、一番大変でしたが、時間管理やスケージュールの管理を徹底することで乗り切ることができました。忙しいのを言い訳にしないように、空いている時間は、すべて勉強にあてるということを自分の中で決め、今年必ず合格してやるという強い気持ちで継続することができました。また、周りの人に「今年は採用試験の勉強をする」や「必ず今年で合格する」と口に出して言うことで、やらないといけない環境を自ら作りました。ですが、メンタルケアも必要なので、日曜の午後は、休養の時間と決め、ストレスケアもしていました。

5.最後に

 私は、これまでずっと採用試験の勉強から逃げていました。しかし、沖縄教員塾に入塾し、上高先生のご指導を受け、志すべき教師像や自らの教員になりたい気持ちが明確になり、よりいっそうこの仕事に対する熱意が高まりました。これも、上高先生をはじめ、支えてくれた方々のおかげだと感じています。本当にありがとうございました。
 この体験日記を読んでいるみなさんへ一番伝えたいのが、こんな自分でも合格することができたので、沖縄教員塾で頑張れば、必ずみなさんも合格することができるということです。この体験日記がみなさんの参考になれば幸いです。