2023年度実施 沖縄県公立学校教員候補者選考試験 合格体験記 中学校家庭

 私は過去に二次試験を2回受験したことがあり、3回目にしてやっと最終合格ができました。一次試験は専門のみだったので、4月から勉強を始めました。職場が自宅から遠かったため、たまに仕事を終えて自宅に帰るとすぐに寝てしまうこともたびたびありましたが、テレビを流しながら勉強するなど工夫をしながら、取り組みました。
 私が勉強する前に準備したことは
 ①教科書販売に行って教科書を5冊購入する
 ②ネットで全国の教員採用試験の過去問を購入する
 ③沖縄県の過去問を10年分用意する
 などしました。
 また、問題を解いたら教科書を見直したり、解説をじっくり読んだりを繰り返し行いました。そうすることで、ひっかけ問題も間違えずに解くことができるようになりました。
 私は一次試験が終了したら、すぐに二次試験対策に取り組みました。以前書いた受験調書を見直し、自己PRが弱いと感じたので一から書き直すことに決めました。また、その時期から二次対策をしてくれる塾を探していたので、面接を重視した沖縄教員塾に入塾することに決めました。
 私は去年、二次試験を受験しましたが、面接の点数があまりよくなく、あまり自信を持つことができませんでした。上高先生が毎日、メールで送ってくれる面接の質問を回答することで自分の考えを整理することができ、試験前には自分の意見をすらすらと言うことができるようになっていました。
 また、勤務校の管理職に面接の受け方などアドバイスをもらったり、実践をしてもらったりといろいろお世話になりました。模擬授業に関しては学習指導要領解説や「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料を何回も読み直したりしました。また、ネットでICT活用に関する本などを注文し、多くの本を熟読しました。
 二次試験では最初に実技試験があり、緊張する場面が多々ありましたが、落ち着いて対応することが大切だと感じました。また、面接官の質問が聞き取りづらい場合は、「聞き取りづらかったので、もう一度お願いします。」と素直に伝えたほうがよいです。
 今回の教員採用試験を通して、教員として子供たちのために何ができるのか、どんな教員を目指したいのかなど改めて考えることができました。