平成28年度実施 沖縄県公立学校教員候補者選考試験 合格体験記 小学校
教員候補者選考試験にむけて(^^♪
沖縄教員塾では、論文会員として入塾しました。塾頭の上高先生の評判を聞いていて「論文を書くならぜひ上高先生に」と入塾前から熱望していました(笑)。論文会員は、授業がなく、課題を自分のペースで仕上げていきます。私は、書き上げた論文を郵送して、メールで上高先生と添削の予定を調整していきました。2月に入塾して以降、一次試験の合格発表までの間に自己アピール文を含めると6本の論文を書きました。
他の塾では、週に1回決められた時間に授業があることが多いと思うのですが、論文は二次試験であることと、一次試験をまずは突破しなければならなく、論文の練習はしていたかったが一次試験の勉強を優先したかったため、私には沖縄教員塾の受講方法がベストでした。
上高先生の添削は、内容・構成から誤字脱字にいたるまで丁寧に時には厳しく見てくださいます。私は、なかなかB以上の評価をもらえず悔しい思いをしましたが、何回かかってもなんとかB以上をとろうとくらいついていく気持ちで書きました。受験生の皆さんの中には、もともと論文に苦手意識がない方も多いとおもいますが、教員採用試験で書く教育論文は、勝手が違う感じがありました。ぜひ、二次試験対策に落ち着いて取り組むためにも一次試験の段階から自分のペースでかまいませんので論文を書いていくことをお勧めします。
論文を書いていくことは、面接での場面指導にも役に立ちました。実際に現場で経験してきたことの下書きにもなります。例年の傾向から「確かな学力」を中心に仕上げ、去年の形式であった別紙資料を参考に書く練習を重ねました。また、一次の合格発表後は、生徒指導や豊かな心など、これまで書いてこなかった分野のものを仕上げていきました。慣れるまでは、「何時間かかってもいいものを仕上げる」という気持ちで書き、かかった時間はメモをしていきました。本番に向けて時間を意識して書いたのは本当に最後の1回くらいです。自分が満足するまで書いたので時間に関する不安はありませんでした。
今年の論文試験は1日目の午前中で、試験室が朝掲示板で発表されました。適性検査の後15分休憩(といってもトイレに行けるのは5分くらい)で始まりました。去年のような別紙資料はなく、時間は去年同様の75分(時間は、一次の合格通知でわかります)で、文字数は例年と変わらず1200字でした。内容は、周囲の予想通り「豊かな心の育成」についてでした。前文に指導の努力点にある豊かな心についての文言が載り、授業における取組について触れるものでした。私は、練習していた通り例を2つ使って書きました。今回の所要時間は55分ほどだったので、誤字脱字の確認がゆっくりできました。
上高先生、ありがとうございました。
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