2019年度実施 沖縄県公立学校教員候補者選考試験 合格体験記 小学校

 いろいろなやり方、勉強の仕方があると思います。勉強しようと思う気持ちがあれば、すべて正しいと思います。働きながらの勉強ということで、時間的制約があるので、いかに効率良く勉強するかということを常に意識して取り組みました。

 この方法でやって下さい、ではなく、自分はこの方法で勉強をしました、ということを書いていきたいと思います。
 私は、趣味がたくさんあります。(野球、マラソン、バドミントン、音楽、買い物等)
 この趣味すべてを、我慢して勉強しました。
 奥さんからの一言……
 「合格したら、何も気にしないで野球できるよ。」
 その言葉を受けて、この1年勉強に集中しよう、と思うようになりました。

 入塾して、先生に勧められて新聞を毎日読むようになりました。新聞は、世界中で起こっている主なことが分かるのですごく勉強になりました。一般教養で出ていた、県立図書館の初代館長や、小学校の専門理科で出ていた本庶佑さんも新聞を読んでいたから解けました。毎朝、読んでいたので文章を読むのに慣れてきて、国語の長文読解の力もつきました。

一次試験

 一般教養は、塾でもらう資料を解きました。
 教職教養は、毎週木曜日の授業前にある小テストを覚えるまで解きました。
 小学校全科は、塾でもらう資料を解きました。覚えるまで解きました。過去の試験を分析された資料なので、要点が押さえられていて勉強しやすかったです。

二次試験

 面接調書、面接の答え、論文(教育施策の学習)は、5月のゴールデンウィーク明けから本格的にやりました。
 先生が、よく「一次試験は、ただのペーパーテスト。二次試験が本番の試験。論文は、暗記の試験。」とおっしゃっていました。暗記の試験であれば、早めに手をつけていた方が良いだろうと思い、5月から、教育施策の勉強をしました。
 模擬授業は、一次試験終了後から職場の先輩に授業を見せていただいたり、コツを教えていただいたりしました。
 音楽、体育実技は、職場で得意な先生と一緒に練習しました。

最後に、

 大学を卒業して初めて勤務したのが特別支援学校でした。実際に勤務して、楽しいなと思い特別支援学校で試験を受けていました。結果は一次試験で不合格。職場の飲み会に参加したときに、「何で特別支援学校の先生?」と聞かれたことがあります。その当時の自分は、即答できませんでした。今現在でも、しっくりくる答えはありません。逆に、「何で小学校の先生?」と聞かれると、
 ○憧れの先生がいた。
 ○自分の小学校の時、すごく楽しかった。など
 だから、小学校の先生になりたいと思えるようになりました。
 この経験から、特別支援学校の先生にこだわるのをやめ、小学校の先生を目指すようになりました。小学校で勤務し、特別支援学校で勤務したいと思えば、校種間交流で行けば良いと思っています。また、特別支援学級もあるのでチャンスがあれば勤務してみたいという思いが芽生えてきています。さまざまな経験を積んで、子どもたちのために一生懸命頑張りたいと思っています。

 2018年10月26日に、上高先生と入塾面談をして、「この先生を信じてやってみよう」と思いました。今振り返ると、信じて良かったです。分からない問題は、分かりやすく解説してくださいました。論文の書き方も、丁寧に教えてくださいました。
 私の中で、教員採用試験の攻略法を知っている「神様」だと思っています。

 先生を信じて、本気で試験勉強して下さい。結果は、必ずついてきます。