平成29年度実施 沖縄県公立学校教員候補者選考試験 合格体験記 中学校国語

 私はこれまで高等学校を受験していました。受験の回数も10回以上を数えましたが、一次突破はできずそろそろ年齢的にも厳しくなってきたなと感じていました。その時期に知りたいと思っていたことは、これから先の採用人数はどうなっていくのだろうかということでした。沖縄教員塾ではそのような情報も教えてもらい、採用試験合格に向けて継続して気持ちを高めていくことができました。また、様々なことに関して資料や情報を提供してもらい幅広い知識を得ることができ、楽しみながら学ぶことができました。授業は毎回緊張しましたが、覚悟を決めた年だったので頑張ってついていくことができました。自分を追い込む環境に身を置きたい人にはおすすめの塾です。

・一次試験

 学習指導要領は塾からもらったテキストとミニテストで勉強しました。満点を取る気持ちで1日1回は指導要領を音読するようにしていました。専門は、これまでに使用していたテキストを使って簡単に復習したあとは、塾指定のテキストを活用して復習に時間をかけて取り組みました。現代文対策に関しては、できるだけ速読ができるように毎日時間を意識しながら新聞(総合面とか)を読みました。古文、漢文は単語や句法などをできるだけ多く暗記できるように通勤中に古文単語のCDを聞いたり、ノートに書いていくことを意識して取り組みました。常識問題、沖縄問題なども塾のテキストを活用して取り組みました。

・二次試験

論文

 一次試験が終わった後、すぐに論文対策に取り組みました。これまでに持っていた資料に目を通し何度も書いていく作業を行いました。具体的な実践の記述に苦戦したので、日頃からテーマに沿った取組を考えておくことが大切だと思います。

面接

 論文と同様に一次試験発表前から取り組みました。これまでに持っていた資料に目を通しながら、志望動機や基本的な質問事項などについて改めて自分の考えをまとめていく作業に取り組みました。一次発表後、塾での模擬面接は多くの改善点を見つけ修正することができ、本番への自信に繋がりました。

模擬授業

 一次試験発表までは対策ができなかったので発表後から取り組みました。前年度の合格者が対策の仕方をアドバイスしてくれたおかげで、授業の組み立てがイメージしやすくなりとても力になりました。

・生活

 臨任として特別支援学校で勤務していました。朝早く職場に行き、定時には帰ることができるようにしていました。塾がない日は大学の図書館に通うことで勉強する時間を確保し、できるだけ毎日机に向かう環境を作りました。週末の塾が終わった後、リフレッシュしたくなったときは帰りの車内で好きな音楽を流して聞き、リラックスできる時間を作りました。

・その他

 臨任として仕事を続けながら採用試験を受けていました。その中で、家族を持ったことにより早く採用試験に受からないといけないという思いと、上高先生との面談の中で校種変更を決意しました。本当に感謝しています。また、塾生の皆さんと一次対策や二次対策ができたことにとても感謝しています。とくに二次対策では心強い存在でした。共に励まし合い、乗り越えられたことは貴重な経験になりました。沖縄教員塾で本当に良かったと思っています。ありがとうございました。